港空研について 研究施設のご紹介

35m二次元水路

35m二次元水路は、その名の通り全長35m、幅60㎝の細長い水路です。海底地形により波が変形する実験の様子を断面的に見ることができるため、「断面水路」とも呼ばれています。造波装置の仕様、機能等は環境インテリジェント水槽、デュアルフェースサーペント水槽に設置されているものとほぼ同様ですが、本施設の造波機(造波板)は1台(1枚)のみです。

35m二次元水路の画像

35m二次元水路

主な仕様

1.水路:長さ35.0m×幅0.6m×高さ1.3m(強化ガラス張り)
造波装置:ピストン型造波装置
2.ステンレス製反射波吸収式造波板(幅600㎜)×1枚
 最大発生波高0.3m(最大水深1.0m時)
 造波周期0.7~3.0s(風波・うねり),長周期波

実験状況の画像.

実験状況

主に施設を利用している研究グループ