沿岸土砂管理研究グループ

Tips

Coastal and Estuarine Sediment Dynamics Group

ためになる?おまけ

個人用に作成したものなので不具合があっても責任は負いません。

波の屈折と浅水変形,砕波の計算

To English

波の屈折と浅水変形,砕波の計算ダウンロード

波の屈折と浅水変形,砕波の計算の画像

プログラムは,沖波波高と周期,海岸法線に対する沖波入射角,海底地形の勾配を入力値として,砕波時の波高と水深,波高水深比,波向を計算します。また,任意の水深を入力して計算すると,その水深での波高,波長,波向,波速,水面と底面での水粒子の軌道片振幅と最大速度が求まります。

左図に水深変化と波高変化の様子を示します。沖(水深大,図右端)から岸(水深小,図左端)に向かって,微小振幅波の浅水屈折変形(黒線)で波高が変化し,水深が浅くなり有限振幅性が大きくなると非線形長波の浅水変形(ピンク線)で波高が増加します。ある波高以上になると砕波が生じ,岸に向かって徐々に波高が小さくなります(赤線)。

波と流れ,漂砂の計算

波と流れ,漂砂の計算ダウンロード

波と流れ,漂砂の計算の画像

プログラムは,沖波波高と周期,海岸法線に対する沖波入射角,海底地形等を入力値として,波高と海浜流,掃流漂砂量の空間分布を一波毎に計算します。

図に突堤のある海底勾配1/60の海岸に波が斜め入射(図の左端が汀線,右側が沖,右下から左上に向かって波が伝播)にする時の波高(左),海浜流(中),掃流漂砂量(右)の分布を示します。

to English