港湾・臨海部都市機能の耐震性向上に関する実物大実験

日時:平成13年11月13日
於:北海道広尾郡広尾町十勝港

独立行政法人港湾空港技術研究所では、平成13年11月13日に十勝港第四埠頭埋立地において地中に埋設したダイナマイト発破の振動による大規模な液状化実験を実施しました。これは、港湾空港技術研究所を中心として、国土交通省国土技術政策総合研究所、(社)日本埋立浚渫協会、鋼管杭協会、(社)地盤工学会、California大学San Diego校、同Berkley校、深層混合処理工法研究会、早稲田大学、浸透固化処理工法研究会、東京大学地震研究所、中央大学、独立行政法人産業技術総合研究所の、日米13の研究機関による産学官が連携した共同研究として行われました。

実験場所は北海道広尾郡広尾町十勝港の第四埠頭埋立地で、4800m2の広さに257箇所、約880kgのダイナマイトを地中に埋設し、人工的に振動を起こすことで地盤の液状化を大規模に再現しました。実験サイトには、矢板式岸壁、杭基礎、埋設管などの構造物を設けるとともに、加速度計や水圧計などの各種計測機器を設置し、地震時における液状化した地盤による構造物への影響、地盤特性の変化などのデータを収集しました。実験当日には、実験関係者や研究者など約500人が北海道広尾町に集まり、発破の状況やその後の地盤の液状化の様子などについて見学しました。

本実験では、以下のようなものについて検討が行われました。

  • 鋼矢板岸壁の地震時挙動
  • 浸透固化処理工法により改良された地盤の地震時挙動
  • 液状化による地盤物性の変化
  • 液状化現象の可視化
  • 音響透水トモグラフィーによる地盤探査
  • 深層混合処理改良体の地震時挙動
    Improved seismic performance of urban, reclaimed, and port areas
  • 地中構造物の浮上り挙動
  • 側方流動地盤中の杭基礎および埋設管等の挙動
    Performance of lifelines subjected to lateral spreading GPSによる地盤の側方流動の観測
  • 液状化現象に伴う側方流動量の鉛直方向分布
  • 廃棄物埋立護岸(海面処分場)における遮水シートの耐震性
  • 精密写真測量を用いた液状化による側方流動地盤の挙動評価

全体平面図

全体平面図(主な計測位置図)(PDF/436KB)

実験の様子

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実験の様子(動画/23.2MB)

鋼矢板岸壁付近

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鋼矢板近傍 実験の様子(動画/16.3MB)

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