港空研について

地盤研究領域

土質研究グループ

Soil Mechanics and Geo-Environment Group)

土質研究グループの前身は、運輸省港湾技術研究所時代の土性研究室と地盤調査研究室です。これまで、我が国の軟弱粘土地盤の研究をリードし、国内外に向けた研究成果の公表に努めて参りました。蓄積した知見や情報を活用して、東京国際空港(羽田空港)や関西国際空港といった沿岸の巨大プロジェクトに貢献しています。また、人類の負の遺産(ゴミ)の後始末を目的とする、目立たないけれども重要な施設である海面処分場を対象とした研究にも取り組んでいます。最近では、沿岸開発により失われた生物相豊かな干潟を取り戻すべく、沿岸の豊かな自然そのものを対象とした生態地盤学の研究にも取り組んでいます。

グループ長ごあいさつ

高野 大樹

沿岸の軟弱地盤の研究を核として、土質力学・地盤工学の基礎的分野の研究とともに、羽田空港、関西国際空港など、沿岸域の港湾・空港プロジェクトに貢献する地盤技術の研究を実施して参りました。最近では、従来型の沿岸開発のための研究テーマに加えて、環境関連技術の研究にも積極的に取り組んでおり、「生態地盤学」として新たな研究分野を開拓しています。今後とも、皆さまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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