初めて実証しました 日本沿岸の海草場が大気中の二酸化炭素を直接吸収している

平成26年3月13日
独立行政法人 港湾空港技術研究所

初めて実証しました
日本沿岸の海草場が大気中の二酸化炭素を直接吸収している
気候変動対策としての海草場生態系の保全や再生への貢献に期待

沿岸環境研究チームの所立樹研究官・桑江朝比呂チームリーダーを中心とする港空研・北大・東大の共同研究グループは、日本沿岸の海草場*1が大気中の二酸化炭素(CO2)の吸収源であることを世界で初めて突き止めました。
本研究成果は、2014313日(現地時間312日)付の米国専門科学誌Global Change Biology(グローバル・チェンジ・バイオロジー)電子版に掲載されました。気候変動の緩和策として、大気中CO2濃度の上昇を抑制することが喫緊の課題となっている現在、この研究成果は海草生態系の保全や再生(ブルーカーボン*2)が,気候変動対策にも有効であることを示しています

研究成果の詳細:沿岸環境研究チームWebサイト 
http://www.pari.go.jp/unit/ekanky/member/kuwae/bluecarbon_co2sink.html

プレスリリースの内容はこちら(PDF/430KB)


*1海草場:静穏で浅い砂泥性の場によく発達する、アマモ類などの海草類で構成された場のこと。岩礁において発達するコンブやワカメなどで構成された藻場とは区別される。

*2ブルーカーボン:陸上の森林などに蓄積される炭素(グリーンカーボン)の対語で、海洋生態系に蓄積される炭素のこと。国連環境計画(UNEP)が2009年に新たに命名。

                                                

問い合わせ先


独立行政法人港湾空港技術研究所 沿岸環境研究領域 沿岸環境研究チーム
チームリーダー 桑江 朝比呂(くわえともひろ)
Tel: 046-844-5046,Fax: 046-844-1274
Email: kuwae@ipc.pari.go.jp
URL: http://www.pari.go.jp/unit/ekanky/member/kuwae/

報道対応


独立行政法人港湾空港技術研究所 企画管理部企画課
課長補佐 一戸 秀久(いちのへ ひでひさ)
Tel: 046-844-5040 Fax: 046-844-5072 
Email: ichinohe-h83ab@pari.go.jp

ページの先頭へ戻る