第9回国際沿岸防災ワークショップの開催結果について

 東日本大震災は我が国の歴史上、最大級の地震津波災害でした。私たちも、その厳しさを目のあたりにし、それを学びました。それを忘れずに今後の防災に役立てなければなりません。本来、海は豊かな場所であり、沿岸の町の活力の源でもありました。もちろん、人々の命を守ることが最も大切ですが、人々の生活や活力を守ることも大切です。ただし、豊かな海との共生を考えた地震・津波防災は簡単ではありません。多くの人々の知恵と新しい技術が必要です。
 今回の国際沿岸防災ワークショップでは、東日本大震災の発生から1年が経過しようとしていることを踏まえ、海や沿岸域に関係する研究者が集まり、「豊かな海との共生を考えた地震・津波防災に向けて」をテーマに、関連する研究成果を発表しました。また、パネルディスカッションでは、現地調査や解析などを通じて明らかになってきた被災メカニズムや、今後の防災施設のあり方、地震・津波の観測体制のありなどについて、特に、豊かな海との共生という観点に立って、沿岸域の人々の命だけでなく生活を守るという立場から、被災地の復旧復興および今後の地震防災対策について議論しました。

 

講演概要集(PDF/2,415KB)

 

日時 平成24年2月24日(金) 10時20分~18時10分(受付10:00~)
場所 よみうりホール
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階(B2階~6階 ビックカメラ)
参加費 無料
参加者

554名

主催

(独)港湾空港技術研究所、(独)水産総合研究センター、(独)海洋研究開発機構、
国土交通省港湾局、国土交通省国土技術政策総合研究所、(財)沿岸技術研究センター 

プログラム

10:20-10:30 主催者挨拶
 (独)港湾空港技術研究所 理事長 高橋重雄
 国土交通省 大臣官房 技術参事官 福田 功
10:30-11:00
 講演「マグニチュード9 地震と津波の複合被害の特徴と今後へ向けて」
 (独)港湾空港技術研究所 特別研究官 菅野高弘
11:00-11:30
 講演「港湾における津波被害の実態と今後に向けての課題」
 (独)港湾空港技術研究所 上席研究官 富田孝史
11:30-12:00
 講演「漁場の海中ガレキ分布と回収技術について」
 (独)水産総合研究センター 水産工学研究所 漁業生産工学部 水産情報工学グループ長 澤田浩一
12:00-12:30
 講演「東日本大震災における海上災害対応 ~港湾における海上災害への備え~」
 (独)海上災害防止センター 防災部長 萩原貴浩

12:30-13:45 昼食休憩

13:45-14:15
 講演「南海トラフ巨大地震に備える科学・技術 ~リアルタイムモニタリングとシミュレーションの統合研究~」
 (独)海洋研究開発機構 技術研究統括 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー 金田義行
14:15-14:45
 講演「津波警報改善策について」
 気象庁地震火山部地震津波監視課 津波予測モデル開発推進官 尾崎友亮
14:45-15:15
 講演「大津波が沿岸の漁場・養殖場の環境および水産業に与えた影響」
 (独)水産総合研究センター東北区水産研究所 資源生産部長 桑田 博
15:15-16:00
 基調講演「震災復旧・復興における環境・利用の視点」
 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 教授 磯部雅彦
16:00-16:45
 基調講演「これからの津波対策とまちづくり」
 関西大学 社会安全学部長 教授 河田惠昭

16:45-17:00 休憩

17:00-18:00
 パネルディスカッション
 コーディネーター:(独)港湾空港技術研究所 理事長 高橋重雄
 パネラー:5名
  河田教授、磯部教授
  (独)水産総合研究センター水産工学研究所 業務推進部長 武内智行
  (独)海洋研究開発機構 理事 堀田 平
  国土技術政策総合研究所 副所長 浦辺信一

18:00-18:10 主催者挨拶
  (独)海洋研究開発機構 理事 堀田 平
 

お問い合わせ先 

独立行政法人港湾空港技術研究所 企画管理部企画課 松永、仲里
〒239-0826 横須賀市長瀬3-1-1 TEL:(046)844-5040  FAX:(046)844-5072
E-mail kikaku@ipc.pari.go.jp

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