海底地盤の波浪による液状化および高密度化

発行年月 1987年12月 港湾空港技術研究所 報告 026-04-04
執筆者 善功企,山﨑浩之,渡辺篤
所属 土質部 動土質研究室
要旨  本報告は、海底地盤の波浪による液状化および高密度化現象のメカニズムを理論的、実験的に調べたものである。本研究で得られた結果は以下のとおりである。 
(1)波浪による過剰間隙水圧の発生機構は、地震時の過剰間隙水圧の発生機構と全く異なっている。
(2)海底面の水圧と地盤内の変動間隙水圧の差として求められる有効土かぶり圧の変化によって、地盤の液状化、膨張、高密度化が一周期の中で連続的発生する。
(3)液状化および高密度化に対する影響要因を、理論的、実験的に明らかにした。
(4)影響要因を考慮した提案理論から計算した理論変動間隙水圧は、実測した変動間隙水圧と良く一致した。
(5)実験結果によると、波浪による液状化によって、重量構造物は沈下し、地中の軽量構造物は浮上する可能性があることが明らかになった。
(6)海底地盤の波浪による液状化は、洗掘現象を引き起こす原因の一つと考えられる。  
全文 vol026-no04-04.pdf(PDF/3.5MB)

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