振動単純せん断試験による粘性土の繰り返し強度特性について

発行年月 1984年12月 港湾空港技術研究所 報告 023-04-02
執筆者 大根田秀明,梅原靖文,樋口嘉章
所属 土質部 主任研究官
要旨  正規圧密粘性土の繰り返し強度特性について調べるためNGI型の振動単純せん断試験装置を使用して,繰り返しせん断試験を行った.本報告では従来十分な知見の得られていない周期(振動数)の影響に重点を置いて,繰り返し載荷の周期は地盤を想定した1秒と,波浪を想定した10秒を中心に,いくつかの周期を設定し,繰り返しせん断の波形を完全両振り正弦波として応力制御方式で実験した.試料としては,2つの調整再圧密粘土試料と,シンウォール・サンプリングによって採取した2つの乱さない試料を使用した.
 これらの実験結果にもとずき,繰り返し強度に対する圧密圧力の影響および周期依存性について調べ,破壊時の繰り返しせん断応力と繰り返し回数の関係が圧密圧力で正規化可能であること,振動数の対数に対して繰り返し強度が直線的に増加することがわかった.また,全応力および有効応力の概念の立場から繰り返し強度の破壊基準として繰り返しせん断ひずみγc=5%とすることの妥当性と安全性について明らかにした.さらに,繰り返し強度比と塑性指数の関係について検討した.
全文 vol023-no04-02.pdf(PDF/1.9MB)

発行年一覧を表示/検索

条件を入力して検索する

ページの先頭へ戻る