深層混合処理工法による格子式改良地盤の地震時挙動

発行年月 1983年12月 港湾空港技術研究所 報告 022-04-05
執筆者 風間基樹,稲富隆昌,今村俊博
所属 構造部 振動研究室
要旨 軟弱地盤改良工法として深層混合処理工法がある.しかし,改良工法の歴史が浅く大地震に襲われた経験もないために,改良地盤の地震時の挙動は十分に解明されているとは言えない.そこで,深層混合処理工法で改良された広島港廿日市地区分離堤の格子式改良地盤において地震観測を実施し,格子式改良地盤および周辺粘性土地盤の地震時挙動を検討した.また,土の材料非線形性を等価線形手法で表した有限要素法プログラムで改良地盤の地震応答計算を行い,計算値と観測値を比較した.この結果,格子式改良地盤はその未改良土部も含めて,剛体として挙動し,発生する最大加速度は周辺の粘性土地盤の最大加速度より小さい.改良地盤の最大加速度は支持砂層の最大加速度とほとんど等しい.改良地盤と周辺粘性土地盤の加速度には明確な位相差がある.また,この研究で用いた地震応答計算手法が改良地盤の自信時拳動の解析に有用であることなどがわかった.
全文 vol022-no04-05.pdf(PDF/2.3MB)

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