無反射性造波方式の原理と推力制御式造波装置の特性

発行年月 1983年9月 港湾空港技術研究所 報告 022-03-02
執筆者 谷本勝利,原中祐人,富田英治
所属 水工部 防波堤研究室
要旨  水路における波浪実験においては,造波板からの再反射波が問題となる.そのため,本研究ではピストンタイプの両面造波を対象として,無反射性造波方式の原理をポテンシャル理論によって提示した.
 この原理に基づき,当所の105m大型造波水路に通常の位置制方式に加えて推力制御を可能とした不規則波造波装置を新しく製作した.その規則波による性能試験の結果,機械力のうち反射波に対する補償を省略した方式であっても,直立壁前面に安定した重複波が維持され,推力制御方式によって再反射波の影響を相当程度軽減できることが例証された.水路における不規則波の再反射波の影響は,造波板の反射率が少しでも小さければ著しく減じられるので,不規則波実験では充分実用に供すると考えられる.
全文 vol022-no03-02.pdf(PDF/1.5MB)

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