集中腐食に対する電気防食の適用性

発行年月 1983年6月 港湾空港技術研究所 報告 022-02-09
執筆者 善一章,阿部正美
所属 構造部 主任研究官
要旨  現地における腐食調査の結果,港湾鋼構造物の腐食傾向の一つとして,平均干潮面直下部に腐食が集中するケースのあることがわかった.集中腐食の発生は鋼構造物にとって危険であるので,集中腐食に対する電気防食の適用性及び防食効果を野外実験水槽で検討した.このほか,現地において鋼管杭の電防試験を行った.
 実験の結果,以下のことがわかった.
 (1)集中腐食に対する電気防食の防食率は97%以上あった.
 (2)潮位間の防食電流密度は,海水中の防食電流密度(標準値)より大きかった.したがって,所要防食電流の算出は潮位間についても行うことが望まれる.
 (3)潮位間を被覆することは防食電流の節域に有効である.
 (4)発錆鋼材に電気防食を適用したとき,さび層の還元電流が一時的に必要であった.
全文 vol022-no02-09.pdf(PDF/5.7MB)

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