大型混成式防波堤の強震記録に基づく水-構造物連成系の地震応答解析

発行年月 1983年6月 港湾空港技術研究所 報告 022-02-07
執筆者 上部達生,土田肇,倉田栄一
所属 構造部 地震防災研究室
要旨 最大水深38mの大船渡湾口に位置している大型混成式防波堤のケーソン天端,マウンド天端,基礎岩盤で観測された強震記録を解析した.さらに,この強震記録に基づいて水-構造物連成系の地震応答計算の妥当性について検討を行った.強震記録の解析結果によると,ケーソン天端は基礎岩盤に対して明瞭な加速度応答を示していた.この最大加速度応答比は基礎岩盤の最大加速度の増加とともに減少した.また,ケーソン天端の基礎岩盤に対する周波数伝達関数によれば,周波数伝達関数の1次のピークを示す振動数は基礎岩盤の最大加速度の増加とともに減少した.これらは防波堤のマウンド材の地震時の非線型特性によるものである.等価線型手法による水-構造物連成系の有限要素法地震応答計算結果と観測結果はほぼ良い一致を示した.計算に用いたマウンド材の動的変形特性もレキ材の振動三軸試験結果のそれと概略一致した.
全文 vol022-no02-07.pdf(PDF/2.6MB)

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