防波堤の設計波圧に関する研究

発行年月 1973年9月 港湾空港技術研究所 報告 012-03-02
執筆者 合田良実
所属 海洋水理部 波浪研究室
要旨  現行の波圧計算法には,重複波圧から砕波圧への移行が不連続であることなど幾つからの難点があるので,先に行なった系統的な波圧実験値などを基礎データとしてその公式化をはかり,新しい波圧計算法を提案する.この計算法は,(1)設計波高を対象地点で想定される最高波高に統一,(2)重複波圧,砕波圧,ならびに砕波後の波圧を一つの計算式で求め得る,(3)揚圧力を波圧の実態に則して合理的に算定,(4)波の周期および海底勾配の影響を波圧計算の中に導入,などの特長を有している.
 この新しい波圧計算法を模型防波堤の滑動限界の実験値,および現地防波堤ケーソンの滑動21例,非滑動13例に適用した結果は,従来の波圧公式よりも波力による堤体の滑動現象をより適確に説明しており,波圧計算法としての精度が高いものと考えられる.
全文 vol012-no03-02.pdf(PDF/2.8MB)

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