強制混合式ミキサの練りまぜ性能ならびにミキサ練りまぜ性能試験方法に関する研究

発行年月 1964年8月 港湾空港技術研究所 報告 003-04
執筆者 赤塚雄三
所属 構造部 材料施工研究室
要旨  近年プレストレスコンクリートないしプレキャストコンクリートの需要の増加に伴い,超硬練りないし富配合コンクリートの練りまぜに適したミキサの開発は要望され,すでに多数の機種が市販なし試用されている.これらのミキサは練りまぜ方式としては強制混合式を用い,その構造は縦軸型で回転槽回転羽根式としたものが多く,練まぜ方式も構造も従来より一般に使用されている自重利用式の不傾式ないし可傾式のミキサとは全く異なって居り,その練りまぜ性能もかなり相違するものと考えられる.しかし,現在ではこれらのミキサの練まぜ性能も十分に究明されているとは云い難く,早急にその性能を適切に評価する規準を定めてより優れたミキサを開発する必要があると思われる.
 本報告では以上に述べたような観点から強制混合式による実験室用の平型ミキサを試作し,各種の試験を行ってその練りまぜ性能を評価すると共に,従来の一般に行われている練りまぜ性能試験方式についても検討を加え,これらに結果を取り纏めたものである.
 供試ミキサは試作した平型ミキサ(混合槽容量100ℓ,練りまぜ容量60ℓ,原動機所要出力5HP)およびこれとほぼ同容量のジェガー社型ミキサ(公称4切,混合槽容量60ℓ,練りまぜ容量60ℓ,原動機所要出力5HP)で試験したコンクリートは単位セメント量を300kgとしてスランプの大小によって分けた3種の配合(スランプ=2~3.7~9,12~14cm)を用いた.
 試験結果は試作した平型ミキサを用いて練まぜたコンクリートの均等姓が大きく,練まぜ時間も1・1/2~3分で十分であって,本ミキサが特にスランプの小さいコンクリートの練まぜに適していることを示している.また練りまぜ性能試験方法についての検討結果に基いて試料の採取方法ならびに粗骨粒度分布の均性の評価の仕方に関して新しい提案を行った.
全文 vol003-no04.pdf(PDF/3.5MB)

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