港空研について 研究施設のご紹介

検潮所

1958年以降、井戸とフロートによる潮位観測を実施し、海面変動の長期モニタリングを実施しています。1960年と2010年には、チリ地震津波も観測しました。また、1958年2月から2002年12月の約45年間の検潮記録によると、久里浜湾の年平均水位は、地盤沈下等の変動を考慮しても、年間約4mmもの水位上昇がみられることがわかりました。

海面水位上昇は、地球温暖化による最も顕著で広域にわたる影響であり、地球環境問題にも資する有用な情報として、今後さらに長期間の潮位データを蓄積する必要があります。

検潮所の画像

主に施設を利用している研究グループ